石見グランフォンド2013
今年も行ってきました、石見グランフォンド2013。
過去最難関コースという触れこみに違わぬ超ドMな変態大会でした。
なにせ100Kmオーバーを走るのも昨年10月のツールドしものせき以来、
イチモツ(笑)の不安を抱えながら大会当日を迎えたわけです。
当日2時過ぎに家を出発、予定より早く4時25分に現地着。
5時半頃に受付と出走サイン・・・もう逃げられません。
少しでも時間を稼ごうと昨年同様、最前列あたりに陣取ります。
いろんな変態が・・・まぁ知り合いではないので・・・
7時15分スタート~CP1高山そば道場
おーのさん、タイロンさんと一緒にスロースタート。
とにかく今回は最後に超ハードなのが控えているため、脚を残しておくことを目標に
前半はひたすら負荷をかけない走りに徹しようという計画。
しかし練習不足がモロに出て、序盤から予想以上にしんどいスタートでした。
CP1に着いてホッとしたのも束の間、おーのさんに「すぐ出ましょう」と引っ張られ
そばに未練を残しながら出発。。。
でも前半で貯金を作っておくことを考えるとしゃーないか。
食えなかったそば・・・タイロンさんの写真を拝借(じゅるっ)
CP1~CP2桜江
ハラっさんと一緒に出るもすぐにバラけてしまい単独走に。
しばらくして先行してたおーのさんにパンク神が降臨なさったらしい。
(タイロンさん撮影)
申し訳ないが、たぶんすぐに抜かれてしまうので先を急ぐ。
この区間は距離も短く間もなくしてCPに到着。
ここで極楽寺メンバーと一緒になる。
ハラっさんもまだまだ元気
CP2~CP4断魚渓
最初の難関である石見高原林道へ続くコースへ突入。
しかしここも途中から昨年と比べてめちゃキツくなってる。
登れど坂、坂、坂・・・終わったと思ったらまた坂・・・。
斜度はそれほどでもないけど、延々と登らされることで徐々に脚が削れていく感じ。
途中メンバーとバラけては追いつき先行し・・・の繰り返し。
ちょうど一人旅中にとうとうウルフおーのに食いつかれる!
・・・は、速すぎだぜ、おーのちん(^^;
「かどさんに追いついたら脚終わった~」という言葉を残し、去っていくウルフ!
・・・ぜ、全然ついていけないぜ。
ようやく石見高原林道を制覇し、しばしの下り。
今年は写真を撮ろうと下りながら美しい景色を撮ったはず・・・なのに写真がない。
しかたないので、代わりにまたもやタイロン写真から拝借したハラっさん(笑)
そんなこんなで山越えしたところでオイラの脚も終了気味。
CP4まで終始T本先輩に引いていただくというダメっぷり。
当然写真なんか撮ってる余裕なし。。。
ようやく断魚渓CPに到着し、十分とはいえない昼飯に食らいつく。
12時前に到着、去年と同じくらいのペースか?
CP4~CP5粕淵(カヌーの里)
みんなかなり疲れがみえる。またもや途中からは坂、坂、坂・・・。
ここの山越えではK脇先生とのランデブー走行が多かった。
しかしこんなに元気なお方だったとは・・・もうついて上がるのに必死。
グリーンロード大和へ到着した時間から計算すると、粕淵の足切りは問題なさそう。
去年よりも速いペース?少しゆっくりして14時10分出発。
極楽列車に乗るも途中から遅れ気味、ケツと腰の痛みもピークでひたすら我慢大会。
それ以上にとにかく脚が回んない。
諸先輩方、すげーッス。
K脇先生、T本さんは相変わらずだし、がぶ隊長も復活・・・
もはや完全に置いて行かれてます。
CP5~CP6三瓶バーガー前
ここまで150km、疲労もピークに達していたけど、この先の難所のことを考えると
もう逃げたい感満載(笑)
気が付くとちょうど極楽メンバーはスタートしてる、ちょっと置いて行かないでよ。
しばらくして追っかけて、がぶさん捕獲。
10kmほどは平地、ゆるい坂が続き、とうとう本格的に坂が出現!
これが今回の目玉、湯谷上山林道?・・・なんじゃこりゃ。
もう激坂なんて~もんじゃなかった。
普段なら笑いのネタになるかも?だけど160kmも坂、坂、坂越えて走ってきたあげくに
この激坂か・・・しかも坂は果てしなく続いてて止まれもしねぇ。
延々と蛇行の4~5km/hペース(^^;
とにかくピークまで止まりそうなスピードでもペダルを回し続けるしかないのじゃ。
ついに、ついに湯谷上山林道を制覇!
よ~しこれで、ようやく三瓶登坂・・・だと?
まずは西の原目指して登る登る、昨年同様、いやそれ以上に脚は終了してる。
しかも今年はすっかりバラけちゃって完全な一人旅、励まし合うこともできない。
昨年は西の原手前で脚が攣ったけど、今年は芍薬甘草湯のおかげで大丈夫みたい。
レストハウスの前でひと休憩しよう、そう思い頑張って回す。
やったー休憩じゃ!と思った瞬間、「がんばって~♪」という若い女性からの声援が・・・。
と、止まれない・・・思わず加速してしまいました。
条件反射ですな、悲しい男の性。
休憩計画はこわされ、そのまま三瓶バーガー前CPまで最後の長~い登坂へ突入。
もう最後最後と自分に言い聞かせてペダルを回すけど、
ホントは最後じゃないこともわかっているので大した効果なし・・・。
とはいえここまできたら本当に最後なので、とにかく回すしかありません。
そうしてついに三瓶CPに到着。
あ~もう疲れたよ。
とりあえず達成感に浸りたい。
と思ったらちょうど極楽寺集団も出ようとしてるタイミング。
とりあえずプリンだけは!と思いかっ食らいながら
『ちょっと待って~~~!』
と叫ぶもまたしてもそのまま発車。。。
もう疲れ過ぎてたので、オイラもそのまますぐに発車。
なんだか今年は最後のウイニングランがさびしかったなぁ。
でもゴールに着いたらウルフが出迎えてくれました。
30分も前に帰ってきとったんじゃね、さすがだわ~
しかしまったく走っていなかった割には、なんとかこの過酷な200Kmを
走りきることができて、思うように走れなかった悔しさもあるけど
充実感もありありです。
一緒に走ってくれたみんな、力をありがとうございました。
ぜひまた来年・・・は、わかんねぇな~
走行距離202Km